OliveClass事例紹介No.6 理工学部 松尾 直子 先生

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担当者:松尾 直子 先生(理工学部)
科目名:ヒューマンコミュニケーション演習
   :クリエイティブ・トーク

Q1, 学生参加型のアクティブラーニングを導入されたきっかけをお聞かせください。 
 人は一人一人違います。各学生に必要な学びを、各自が生きる上で役立つ力として身につけられるよう、各々の個性と状態に即した学生参加型の授業を心がけています。アクティブラーニングシステムは、「ヒューマンコミュニケーション演習」という人間関係や生き方に関わる授業と、「クリエイティブ・トーク」というコミュニケーションの授業で特に活用しています。
 「ヒューマンコミュニケーション演習」では、初対面の学生同志は自分の本音はなかなか出しづらいと思い、初回の授業でBeeDanceを活用し、様々な状況設定の中から自分がしがちな選択肢を各自に選んでもらいます。すると、同じ状況でも、人それぞれ感じ方や優先順位がこんなにも違い、自分にとっての当り前は他の人にはそうでないという事実が、個人が特定されない状況で如実に浮かび上がります。個々の価値観の違いとそれによって起こる行き違いにも気づき、授業への興味を引き出す良いきっかけになっているようです。

Q2, 具体的にどのような授業を展開されていすか? 
 「ヒューマンコミュニケーション演習」では、何を大事にするかによって異なる、人それぞれの感じ方や考え方、物事の進め方や生き方の違いに気づき、そこに生まれる6つの基本力と、それらの力の自分の活用バランスに気づきます。バランスが偏ると、物事や人間関係での問題となって現れるので、各学生が自分の問題とその解決法に気づき日常で活かせるよう、OliveClassを活用してマンツーマン的双方向学習を行なっています。
 具体的には、授業中に、自分の日常や人間関係での問題と、問題を生み出す自分の生き方の片寄りに気づき、得意な力を未活用力と共に活かして問題解決する目標を各学生に立てさせます。それを、日常の中で実践し、結果報告と感想を記入した「実践表」を毎週、OliveClassで提出させます。そこへ講師が個別アドバイスを記入し、OliveClassに再アップします。毎週「実践表」でやり取りを繰り返しながら、毎回の授業での学びも盛り込んで目標を深化させ、日常で実践を重ねていきます。「クリエイティブ・トーク」でも、各自の状態に合わせて日常で実践しながらコミュニケーション力を伸ばすよう「実践表」を活用しています。

Q3, OliveClassやBeeDance(iPad)を利用してよかった点や学生の反応をおきかせください。学習の進め方で工夫された点はありますでしょうか? 
 上記の「実践表」課題を繰り返すうちに、日常や自分が変わる手ごたえと共に、学生がメキメキと力をつけていくのが如実にわかります。例えば、「ヒューマンコミュニケーション演習」では、欲求に正直で感性的な「感性楽天力」の強い学生は課題をギリギリまでやらないことが多いですが、計画的な「実務管理力」を活かせば、持ち前の「感性楽天力」を自己満足だけでなく皆の中で有効活用できる事に気づくと、全課題を締切2日前までには終わらせ、余裕を持って自分の力を活かせるようになったり、また、自分の思い優先で周りと摩擦になりがちだった学生が、周りの気持ちと状況を受けとめ、自分の思いを上手く伝えて積極的に周りの問題を解決できるようになったり、「クリエイティブ・トーク」の授業でも、人との関わりが随分変わり会話が深く楽しくなるなどの様々な嬉しい報告をたくさん受けています。
 アドバイスをする際は、本人の思いや個性を認め、得意な力を視野を広げて未活用力と共に活かして前に進めるようなサポートを心がけています。最初は面倒がっている学生も、実践していくと手ごたえを感じて面白くなるようで、最後には、自分も生き方もかなり変わって実践して良かったという感想が多いです。毎週、各クラス約30名の学生への個別アドバイスは時間もかかりかなり大変ですが、それ以上に学生の成長や嬉しい変化にやりがいを感じます。

Q4, 欠席者フォローはどのようにされていますでしょうか? 
 就活等、前もって欠席が分かる時は、授業内容を録音して、資料と共にOliveClassにアップし、各自で補講できるように配慮しています。プロジェクターや実習などで視覚情報も必要な場合は、授業を録画してアップするなど、情報科学センターの方々のご協力を頂きながら、欠席によってわからなくなる学生がいないように心がけています。

Q5, 今後どのような授業展開をなさいますでしょうか? 
 今までは、実践報告とアドバイスを各学生と個別にやり取りし、実例を授業で時々紹介する形でしたが、実践表でのやり取りの内容自体が他の学生にもとても参考になるので、プライバシーは守る形で、個別事例での学びや気づきを皆の中で活かせるような工夫やシステムを作っていきたいです。情報科学センターのスタッフの方々のご協力を頂きながら検討していけたら有難いです。どうぞ宜しくお願い致します。
 

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